英語を話せるようになる為の心得
こんにちは。タッシミリアーノ クニョーリです。
本日は私が大学生の頃、空手の世界大会の通訳のアルバイト経験を
ふまえた上で、
①英語を話そうとする上で陥りやすい事
②通訳のアルバイトで学んだ事
③英語を話せるようになる為の心得
以上の順に英語学習・英語を話せるようになる為の心構え
をお伝えしたいと思います。
①英語を話そうとする上で陥りやすい事
私もそうですが、やはり英語を話そうとするとしっかりとした文法で
的確に話そうとしてしまいます。
また、聞き取る時も一字一句間違わずに聞き取ろうとか、しっかり理解
しようとしてしまいます。
そうすると”綺麗な文で話せないから”とか”全文聞き取れなかった”といった
理由で黙ってしまうという事に陥ってしまう事になりがちです。
②通訳のアルバイトで学んだ事
私が大学生の頃、空手の世界大会があり、2日間アルバイトをしました。
その時私が担当していた選手が敗者復活戦に出れる事になり、そのことを
伝える際、敗者復活戦は英語で何というか分からなかったので先輩に聞きに
行きました。
その時先輩に言われた答えは「もう一回試合ができるとか、
もう一回戦えるとかでいいやろ」と言われました。
日本語を綺麗に英語に訳さなくても良いんだということを学びました。
また、その後選手間の懇親会があり、そこにも同席しました。
そこで先輩がと担当選手が以下のような会話をしていました。
選手:「美味しい食べ物は何?」
先輩:「フグが美味しい」
選手:「フグって何?」
先輩:「フィッシュ」
といった様な会話をしていました。
日本語で書きましたが、もちろん会話は英語で行われいました。
先輩はフグを英語で何というか分からないので、”fugu(フグ)”と
言っていました。当然聞いている方は”fugu”では分からないので、
何か聞き返します。その答えが”fish”です。
それを聞いていた私はこんな適当でいいのかと思いました。
私ならフグを英語で何という分からないので、フグを教えたくても
違う食べ物を教えていたと思います。例えば寿司とかなら分かり易い
ので、有名な食べ物を教えていたと思います。
こんな適当な感じなのに先輩は選手とかなり仲良くなっていました。
大事なのは話す事であり、しっかりとした英語ではなくても
理解してもらえるということを学びました。
③英語を話せるようになる為の心得
②の部分と被りますが、大事なのは日本語で話そうと思った事を
そのまま英語にしようとしない事です。
これは聞き取りにも言えます。上級者なら別かもしれませんが
聞き取る上でももちろん分からない言葉は出てきます。
それでも大体のニュアンスで理解して話す事ができると思います。
例えば同じ日本語でも方言が強い方と話していて、初めて聞く方言でも
何となく理解して会話はできると思います。
それと同じことを英語でもすれば良いという事です。
あと、単語を覚える時は日本語に訳して覚えるのではなく、
感覚で覚えると毎回訳すという事をしなくなり、英語は話す近道になる
思います。
例えば”apple”を一回一回”りんご”に訳していないと思います。
単語を覚える時は、その単語の意味をイメージして覚えると訳すという
癖から抜け出せる一助になります。
りんごは名詞なのでその物体をイメージしやすですが、動詞だと少し難しい
と思います。
私は動詞の場合、例えば”run”という単語を覚える時は、走っている姿を想像
するだけにしています。
皆さんも英語を話す際は大体の意味が通じれば良いという軽い気持ちで
話してください。大事なのはコミュニケーションをとる事です。
私は親戚にアメリカ人がいるので、一度このことを伝えてアメリカ人と
してはどう思うか、また機会があれば皆さんにお伝えしたいと思います。